先日発売された13巻にて、成恵の世界が完結した。
一応のハッピーエンドとは言え、ずっと追いかけてきたマンガが終わってしまうのは寂しいものだ。
成恵の世界を一言で言ってしまえば、壮大な背景をもった日常スケールの良い話、だろうか。
設定はSFなので、宇宙、平行世界、地球よりも高度な文明等、王道とも言うべきものが勢ぞろいだ。
でもそれらは背景、設定にすぎず、全ては人と人との繋がり、絆(何か安っぽくなりそうなのであまりこの言葉は使いたくないのだが)に集約されていく。
作品には機族と呼ばれる、心を持った、いわゆるロボットが出てくる。
人ならざるものを通して人を知る。
それが作品全体に貫かれているテーマではないかと思う。
話を進める上でお堅いSFも出てくるけども、いつまでも見ていたいようなほのぼの日常話が成恵の世界の真骨頂ではないかと思う。
というか、私がそういうのが好きなだけなのだけれど。
SFとは人の夢である。
こんな未来を望む。
こんな機械が欲しい。
宇宙を旅したい、などなど・・・。
人が思い描くものは、時間がかかるにせよ全て現実になるのだとしたら、いずれ成恵の世界のような世界もくるのかもしれない。
まあ、俺も鈴ちゃんみたいなロボッ娘欲しいぞとwww
早く一家に一台バチスカーフさんみたな星船(宇宙船)が配備される日がこないかな、と、何が間違いでも起きない限り絶対に生きてるうちには実現しないであろうことを夢見ているわけである。
世知辛い世の中、心が温かくなりたい方はぜひ。
ただ、万人受けはしないので、それ相応の寛容さは求められます。
合わない人には合わないと思いますので。
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うーん、まとめ読みしたくなってきたwwww
13年お疲れでした。
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