何のために働くか、バカンスの為である。

そう公言してやまないイタリア人のように、他国に自慢できるくらいの規模の夏休みが日本にもあれば良いなと思う今日このごろ。

私の夏休み(世間の学生が休みになっているというだけで、私自身がオフになっているわけではないが)の楽しみは、NHKのラジオでやっている、夏休み子供科学電話相談である。

 


日頃はお偉い学者先生方が、子供の質問に四苦八苦する様子は聞いていてとても面白いし、同時に子供に分かるように説明することのなんと難しいことかと痛感させられる。

誰かに何かを説明するときに、専門用語なしで子供にも分かるように説明できなければ、そいつは二流なのである。

 


もちろんそんな屈折した楽しみ方だけでなく、子供の素朴な疑問から学ばせられることも多い。

人間、大人になると汚れるなあと思わされることしきりである。

 


●スギナとツクシは同じ植物?

 

先日へえ、っと思ったのが、スギナとツクシは同じ植物であるということだ。

確か、スギナはどうやったら駆除できるかという子供らしからぬ質問だったと思う(違っていたらごめんなさい)。

スギナと言えば、取っても取っても生えてくる、いわゆる雑草の代表格だが、それと春を告げる植物として歓迎されるツクシが同じものだとは、恥ずかしながら私は知らなかった。

エコロジーオンラインのサイトによると、ツクシから胞子が飛び、そこから出てくるのがスギナとのこと。

 


スギナ同士やツクシは地下茎でつながっており、地上に出ているものを取っただけではまた生えてくる。

もし駆除したければ、地下茎を根こそぎ掘り返さないといけないとのこと。

私は以前スギナで下の写真を撮ったのであんまり目の敵にしたくないのだけどもなあ。

 

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ツクシは食べられるから、スギナ料理を開拓してみるというのはいかがだろうか
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トリカブトとか毒のあるもの以外ほとんどの雑草は食べられるというから、スギナもいけるんじゃないだろうか。

美味いかどうかは知らないけども。