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話題のアニメ映画、「この世界の片隅に」を見に、テアトル新宿まで行ってきた。
公開されてから一ヶ月くらい経つしそんなに混んでないだろうと思っていたら、席は終日完売、当日は立ち見のみという具合で、凄まじい人気ぶりが伺えた。
私は念のためネットで予約をしていった。
わたしゃ映画とこちらの写真展を両立させる為に、朝5時の高速バス(その次は11時台になってしまう。これだから田舎は)に乗って来てるので、さすがにそこから2時間強の立ち見は辛い。
でもここまでとは思わなかった。


この世界の片隅にを萌アニメというと反論のある方もおられるかもしれないが、私はむしろそれ以外の要素を持ち込みたくないのである。
どうしても聞こえてくる前評判で、反戦や平和をを訴えないから良い映画だ、というものがあった。

http://lite-ra.com/2016/11/post-2722.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss


確かに劇中反戦を訴えるような場面はない。
ただただ、主人公のすずさんが日常を過ごしていく。
でもそこは戦時中だから、私達の日常とは大きく離れたものだ。
焼夷弾に備えたり、雑草を摘んできて少ない食料をやりくりしたりと、そんな生活を子や孫にさせたくなければ戦争はしない方がいい。
でも、そういうことを抜きにして、ポカをやらかすすずさんを見てひたすらニヤニヤするもよし。
すずさんの葛藤に自分の身を重ねるのもいいかもしれない。
すずさんを取り巻く人たちの温かさにほっこりするもよし。
こうやって映画を見て自由にあれこれいえるのも、平和な世なればこそである。
普通が普通ではなくなる戦争は御免こうむりたい。
私はすずさんを見て、ひたすらニヤニヤしていたいのであります。



というわけで、そのうち原作を買おうかなと思うとります。
今月はカメラ買っちゃったので、そのうち・・・ねwww