以前少ないものを大事に使うというバルミューダの意見に共感することを書いた。
http://yukyu.seesaa.net/article/279206072.html
最近改めてそのことを思ったので書きたいと思う。


●安いものでも代用は可能だけれど・・・

私は、ボールペンはCaran d'Ache(カランダッシュ)を使っている。
カランダッシュはスイスの高級筆記具メーカーだ。
正直、最初ツルツル滑るし重たいしでなんだコレと思ったが、慣れてしまうとそれがたまらなくしっくりくるのだ。
なるほど、高級品はこういうものかと思った。


高級品と言ってもせいぜい5000円(半額で2500円だった)のものなので、他の製品と比べれば高くはない。
他のメーカーでもそうだけれど、カランダッシュの中でもピンきりがあって、以下のようにバカだろっていうような値段のものもある。

その点では、素材が変わるとどんどん値段が跳ね上がっていくロレックスと似ている。


どんなに手になじもうとも、高いものであろうとも所詮はボールペンである。
百均であっても代用は十分可能だ。
でも、そういうボールペンを使うとなぜかすぐに失くしてしまう。
どこかに置き忘れてしまうのだ。
でもカランダッシュは忘れたことがない。


忘れないように思っていても意識していないのだから仕方がない。
値段の多寡によってそういう判断を無意識化でしているのだったら、私も随分さもしい人間だなあと思ってしまうがやってしまうのだから仕方がない。


結論として、結局安いものは長持ちしないということだ。
大事に使うという意識がない。
失くしてもまた買えば良い、買えると思ってしまうからなのか・・・。


もし、よく失くしものをしてしまう人がいたら、一つ高いものを買ってみたらいかがだろうか。
もしかしたら直るかもしれませんよ。


●便利は幸せか

私達の身の回りには安くて便利な商品が溢れている。
でも、それはすぐに失くされてしまったり、気にもとめられないものばかりだ。
便利にはなっても、それは幸せであないなあと思う。
使う側、作る側、双方にとっても・・・。


カランダッシュにはこのようにオシャレな商品もある。


でも、明らかに軽い。
たぶん商品の性質上それで良いのだろうけれど、ズシリとした重みを感じたいのであれば1万円以上のモデルをお薦めしたい。
最初は使いにくいかもしれないが、使ってるうちに手放せなくなることうけおいだ。


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