いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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生きる

死を考えることは生について考えることに他ならない

会社の先輩が亡くなった件についてこちらに書いた。
http://takanobu.me/?p=1842
否応無しに、死について考えることになった。


●地獄や天国などの死後の世界はあるか

今、地獄がブームであるという。
親が子供のしつけに使うのだとか。
悪いことをすると地獄に落ちるよ、というわけだ。
こんな本を見せながらやるそうだ。

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子供が悪いことを止めるのは死後の恐怖の為である。
悪いことをするなと抑制をかけるだけであり、進んで良いことするということではない。


個人的には死後の世界というものはあると思っている。
人は死ぬときに21グラム軽くなるという(本当かどうか知らないけども)。
こんな映画もあるくらいだ。

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それが何に起因するものなのか。
魂や霊魂と呼ばれるものは本当にあるのか。
人類はいずれ解き明かす時が来るだろう。


神が自分達に似せて人間を作ったのであれば、それが解けない理由は無いからだ。
人智を超えたものはたくさんあるが、まだそれは人智が追いついていないだけである。
追いついた時に必要とされるのが倫理であって、その話はまた別に譲る。


●生と死は表裏一体

生があるから死があり、死があるから生がある。
それは逃れることのできない宿命だ。
死について考えることは生について考えることに他ならない。
死に方を考えることを生き方を考えることである。
分かることは死ぬ瞬間までであり、その後のこと(死後の世界)について考えたって仕方がない。
後は残された者の心配をすることくらいだろう。


花は散るから美しいのではない。
精一杯咲くから美しいのである。
美しく咲くから、散り際も美しいのだ。


良い死を迎えたいのであれば、良く生きるしかない。
至極単純なことである。
だから難しいのだけれども。


子供の質問に答えられますか?

妹が子供を連れてきてよく相手をさせられる。
なぜかダンゴムシがお気に入りで、見つけては「ダンゴムシだ!」なんて駆け寄って捕まえている。


そうしているうちに死んだダンゴムシを見つけては、「どうして死んだの?」とか、「どうして死ぬの?」と質問攻めが来る。
疑問に持って質問を投げかけるのはとても良いことだ。
好奇心を持つことはとても大事なことである。
だけど・・・。


●子供に分かるように答える難しさ

どうして死んだのか?という答えは、寿命だったのか、もしくは外的要因によって死んでしまったのだろう。
どうして死ぬのかについては、そのように決められているからであろう。
そして多分次の質問は「なぜ死ぬのか?」、「それは誰に決められているのか?」なんて続くと思う。


寿命はいわゆる時計遺伝子であるテロメアによって決められているという。
それにより細胞分裂ができる回数に制限がされており、限界がくればそれが寿命だ。
病気がなければ、人間の寿命の限界は120歳だとされている。


ではなぜそうなっているのか?
私も分からない。
しかも、子供に分かるように説明なんてとてもできやしない。


子供の質問はモノの心奥を貫く。
大人になるとは、それらを少しづつ避ける等、距離感をつかむことだ。
空気を読むとは、結局はそれを避ける行為に他ならない。


子供の質問一つ答えられないとは、自分はいままで何をやってきたのだろうかなあ。

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