日産が熱中症ゼロプロジェクトとして、なかなか衝撃的な動画を公開した。



炎天下に放置したクルマの中がどうなるのか、約1時間半を1分位にまとめたものだ。
撮影開始からどんどん車内の温度は上昇していく。
1時間半ほどで車内は55℃を超え、子供のお絵かき用のクレヨンまでもが溶け出す。
外気温が35℃ならば、車内は70℃に達することもあるという。


もちろんこれは車体の色や大きさ、ガラスの性質(赤外線を反射する等)、にもよるだろうけども、それは誤差の範囲で、結果はそう変わらないだろう。
新しいプリウスには、車体の温度が上がりにくい遮熱機能を持たせた塗装が採用されているが。 
http://toyota.jp/prius/style/top/

子供の車内放置は危険だと多少の周知が進んだのか、今年はパチンコをやってて死なせてしまったというニュースは聞かない(私が知らないだけかもしれないが)。
それでも、ちょっとだけとか、ついなんとういこともあるかもしれない。
個人的に注文を付けるのならば、子供のダミーを乗せたらよりショッキングだったのではないだろうか。
そういう用途でのダミーって作ってないないかもしれないが・・・。


余談だが、47秒くらいで溶け出すクレヨンはいわゆるクーピー見えるのだけども、あんなに派手に溶け出すのだろうか。
クーピーの融点は140℃だという。柔らかくなるのなら分かるけども、こんな状態になるのだろうか?
クーピーじゃないのかもしれないが・・・。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091203071780.html