飛躍的に燃費を向上させた自動車の開発に向けて、早稲田大学の研究グループが、従来と仕組みが大きく異なるエンジンの試作機を開発し、燃焼実験に成功しました。
実用化できれば、燃費を倍近くに伸ばせる可能性があるとしています。
NHKニュースより。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160829/k10010658241000.html


現在のエンジン(内燃機関)の熱効率は30%程度であり、半分以上は熱として捨てており、基本的には原理ができた130年前から変わっていない。
早稲田大学の研究グループは、複数の方向から空気と燃料を吹き込み、シリンダーの中心で衝突燃焼させることで外部に熱が逃げにくくし、熱効率を高めることに成功したという。
その熱効率は計算上60%にもなるということで、実現すれば燃費が倍になる(もちろん車の場合は、エンジンだけでなく駆動効率等トータルで考える必要はあるが)。


私が単純に驚いたとは、やりつくした感のある内燃機関にはまだまだ可能性があるということだ。
正直私は、車の動力がエンジンだろうがモーターになろうが気にはしないが、やり残したことがあるのはなんだかもったいない気がしてしまう。


燃料自体でも、水を混ぜて文字通り水増して使うエマルジョン燃料なるものもある。 http://www.nanofuel.co.jp/nef02.html


私達の周りには、まだまだ可能性に溢れているようだ。