北朝鮮は6日午前、水爆の実験を行い成功したと発表しました。北朝鮮が地下核実験を実施したのは、およそ3年ぶり4回目ですが、水爆の実験を行ったと明らかにしたのは初めてで、中国や韓国などが相次いで強く非難しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010363201000.html


ただ、アメリカやソ連の水爆実験の規模からすると振動が小さく、専門家は懐疑的とのこと。 http://www.yomiuri.co.jp/science/20160106-OYT1T50114.html


各国が非難したとのことだが、核兵器を保有する国がどの口でそれをするのか。
自分たちは怖くて手放せない核兵器を、俺達は持っていても良いがお前はダメだと言って非難する。
そんな理屈通るだろうか。
なんの説得力も無いと私は思う。


むしろ、「水爆の実験は、アメリカをはじめとする敵対勢力から国の自主権と生存権を守り、朝鮮半島の平和と安全を担保する自衛的措置だ」との北朝鮮の言い分の方がよほど現実的だ。
日本は核兵器こそ持たないものの、現実的にはアメリカの核の傘の下におり、連携強化の為に憲法解釈を変えてまで安保法案を通した。
その時の言い分が、「敵対勢力から国の自主権と生存権を守る」であるからして、方法こそ違えど、やってることは大して変わらない。


結局この話の行き着く先は、物理的限界が訪れるまでの際限のない武装強化である。
相手が歯向かう気力を失うくらいの武装強化をすれば、相手も同様に強化してくる。
それを止めたければ破産に追い込まれるか、誰かが武器を置くしかない。
そんな日が訪れれば良いなと思うが、自分たちの立場は棚上げしておいて相手ばかり非難しているようでは、それは遠いのだろう。


もしかしたら北朝鮮の核が(北朝鮮に限らないけども)IS等の自爆テロも辞さない連中の手に渡り、壊滅的な被害を受けて終わるのかもしれない。
そうなった場合、悪いのは口先ばかりで核兵器を手放せなかった先進国であると私は思う。


ただ、なぜ今なのか。
その分析は必要だと思う。
何か動きがある前兆なのかもしれない。