いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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増税

日本の消費税は本当に安いのか?数字に潜むカラクリ

消費税推進派が口にする言葉で、日本の消費税は諸外国と比べて安いというのがある。
確かに日本の消費税は他国と比べれば安い。
例えばイギリスは17.5%、フランスは19.6%となっている。
http://www.777money.com/torivia/syouhizei_world.htm


しかし、違う方向から数字を見ることで、また違った面が見えてくるのだ。


●国税に占める消費税の割合

国税に占める消費税の割合を見てみると、実は諸外国とあまり変わらない。
http://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/gkhtml/gktop/gk6s/gk6s2p/gk6s2p.html


諸外国の消費税は確かに額面上は高いものの、生活必需品には掛けない、もしくは低く設定する等しているからだ。
日本では消費税自体は5%と低いものの、広く浅く集めることで諸外国と何ら変わりない割合で税収を得ている。


これを今の倍にしたらどうなるだろう。
政府はなんやかやと理由を付けてきっと一律に消費税を掛けてくるだろう。
いかに生活必需品からの税収が多いかが分かる。
搾取する側にとってこれほど美味しいこともないだろう。


景気の落ち込みや消費の落ち込みによって税収が倍になることは無いだろうけども、非常に重い負担であることが分かる。
消費税5%という数字だけでは、実態が見えて来ない。


●税と社会保障の一体改革とは

野田内閣の進める税と社会保障の一体改革とは、保険料等の値上げはもはや限界に来ているので、その財源を消費税に求めるというものである。
確かに社会保障を充実させるには財源が必要だ。
それを消費税に求めるのは、財源を確保することにおいて正しいように思える。


しかし、消費税はあくまで消費することに対してかかる税である。
日本の消費税は生活必需品における税収比率が高い。
つまり一般庶民から多くを徴収するという構図が見て取れる。


社会保障を一般庶民から徴収した消費税で行うのだから、得をするのは企業や金持ちである。
野田首相は増税増税と口にするだけで実態は語らない。
国民から反対されるのが目に見えているからだ。

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消費税増税で日本のモノ作り終了の予感

消費税の増税を命をかけてやる言った野田首相。
そのせいで日本の根幹であるモノ作りは終わりを迎えるかもしれない。


●消費税の本当の負担者は誰?

消費税が上がれば消費は落ち込み、景気が低迷するのは間違い無いだろう。
でもそれは一時のことだと見ている。
いつまでも財布の紐を締めっぱなしはできないからだ。


しかし、消費者は店頭で消費税分を負担するが、実際国に納めているのはお店や企業である。
ここにカラクリがある。


小売では、消費税の上乗せはそのまま価格の上昇となるため、価格競争の激しい現状では価格に転嫁はできない。
また、大企業の下請けのでモノ作りを行う中小企業では、上からのコスト削減圧力が凄まじく、とてもではないが消費税の価格転嫁はできない。
消費税は自分たちで被っているのが現状なのだ。


●税金の中で一番滞納額が多いのは消費税

上記のような理由があって、数ある税金の中で一番滞納額が多いのが消費税となっている。
平成22年度では、新規滞納滞納額は6836億円、うち消費税は3398億円となっている。
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2011/sozei_taino/index.htm


消費税5%の現状でこれだ。
これが8%、10%になったら一体何が起きるか。
バカでも分かる理屈ではないか。


野田首相はそれを命をかけて進めようとしいる。
国も、中小企業が潰れようが、税収が増えればそれで良しとしているのだろう(この現状を看過しているところを見ると)・・・。



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消費税、平成27年10月に10%へ

30日、消費税増税関連法案が閣議決定された。
現行5%の消費税を、平成26年4月に8%へ、平成27年10月に10%へ引き上げる内容だ。
今後は国会へ提出、法案が成立されれば施工となる。


現状の消費税は一見平等のようだが低所得者ほど厳しいものとなっている。
高所得者は安いものを買えば良いが、低所得者はそもそもその選択すらできない。
他国では生活必需品や品目によっては税金を掛けなかったり軽くする措置をしている。
それが平等というものだろう。


今回閣議決定された消費税関連法案でも、低所得者へ還付する等の是正措置は謳ってはいるものの、きっと面倒くさい確定申告等の手続きを踏まなくては返って来ないなど、国が進んで返金してくれるものではないのだろう。
結局、低所得者がどうなろうが、取りやすいところから取ろうとしているに過ぎないと私は見ている。


当初消費税を上げる前にするとしていたシロアリ退治だって全くされていない。
マニフェストだって何一つ成されていない。
任期である4年間は消費税を上げないと言った、言葉遊びに等しいことだけ命をかけてやると言っている。


たぶん国民は消費税増税に対しては仕方がないと思っている人が大半だと思う。
年金や医療費等がここまで行き詰ってしまった以上、もうそうするしかないのだ。
しかし、やることをやらないで消費税だけを上げることに腹を立てている。


●消費税10%でも焼け石に水

野田首相は引き上げた消費税を社会保障費に当てることで将来の不安を無くし、消費を喚起できるとする。
確かに将来に不安があれば誰も消費なんかにお金を回さず貯蓄する。
しかし、例え消費税を引き上げた分を全て社会保障費に当てたとしても効果は限定的であり、赤字の垂れ流しを食い止めるにはさらなる引き上げが必要となる。


政府の資産によると、基礎年金を全て消費税でまかなうには18%まで引き上げる必要があるという。
基礎年金だけでこの数字であり、その他もろもろ含めて赤字を食い止めるには30%まで引き上げる必要があるという。


たぶん30%へ行く前に消費は落ち込み、日本は国の形を呈していないと思うのだけれど。


●結局この世は金の取り合い

認めたくはないけれど、結局この世は金の取り合いだ。
汗水垂らして働くのはお金の為だし、嫌な上司に頭を下げるのもお金の為だ。
そして、これだけ繁栄した人類が辿り付いたのはお金を媒体とした弱肉強食である。
結局人間は動物の枠からは逃れることができなかった。


弱者を守るときれいごとを口にしながらも、国だって権力を振りかざして弱者からお金をむしり取っていく。


そうなりたくなかったらもう強くなるしかない。
うまくやるしかない。
こんな一見怪しいものでもうまく使え!!
数万円もするようなものも有る中で、5000円なんて非常に良心的だ。
http://www.infotop.jp/click.php?aid=207278&iid=49460


望む望まない関わらず、うまくやれない奴は死ぬしかない。
金が無いという理由だけで現実に人は死んでいる。


正直者がバカを見ない。
頑張った皆が報われる。
そんな世界であれば良いのに・・・。

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