ガソリンの価格が高騰している。
いつぞやの原油価格高騰の折にはもっと上がってはいたが、今回はそれだけでなく、日銀によるデフレ克服対策、円安、そして消費税が入ってくる。
価格を読めるほど私は市場に詳しくないが、どう贔屓目に見ても上がる見通しなのではないだろうか。
おかげで全国のガソリン価格を載せているこちらのサイトが人気だそうだ。
http://gogo.gs/



こういうサイトをチェックして、1円でも安いところを探していく人は多いだろう。
涙ぐましい努力ではあるのだが、たかが1円、されど1円である。
とは言え、それって果たして本当に得なのだろうか?
探して行くガソリンスタンドなんて、大概は自分の生活範囲の外にある。
まずそこへ行くまでの燃料代が無駄だ。
そしてその労力も無駄だ。
燃料代と労力をリッター1円2円と秤にかけた場合にとても得とは思えない。
やはり一番得なのは、自分の生活圏内にあるガソリンスタンドで一番安くなる方法を画策することだろう。


方法としては現金会員、クレジットカード、プリペイドカードというところだろうか。
私はシェルのスターレックスカードを持っているが、正直ハイオクを入れないとあまり得をしない。
レギュラーでお得感を感じるようになるには、半年で42万円以上使ってからであるwww
詳細はこちらに。
http://www.showa-shell.co.jp/products/xcard/star_prize.html



レギュラーを入れるならエネオスカードの方が得だ。
逆にハイオクだとちょっと損したような気になってしまう。
http://www.noe.jx-group.co.jp/carlife/card/card/kind/card_s.html



エッソ、ゼネラル、モービルはプリペイドカードが安い。
http://gogo.gs/shop/0902000022.html



これらを駆使するのが一番安く、且つ面倒のない方法ではないだろうか。
また、これらを無視して樂天カード等を使ってポイントをコツコツ貯める方法もある。
正直、樂天カードは樂天を使う人じゃないとあまり得しないと思うけども・・・。



●ガソリンって不思議な商品だよなあ


つくづくガソリンって不思議な商品だと思う。
エッソ、モービル、シェル、エネオス、出光等いくつかブランドがあるにも関わらず、基本的には同じ商品である。
どこそこのガソリンの方がエンジンの吹けが良いなんてまことしやかに語られることもあるが、正直都市伝説の域を出ない。
推測ではあるけども、どこの会社もオクタン価等の性能はスペックギリギリのところを狙っていると思われるので、性能差は無いと思って間違いないだろう。
また、エネオスのハイオクやシェルのハイオク(シェルピューラ)には清浄剤と呼ばれる、エンジンを綺麗にする添加剤が入っている(他社は知らない)。
しかし、それを付加価値として価格転嫁をするには至っていない。
ガソリンの価格を決定するのは原油価格や為替、地域差である。
性能が同じである以上、ガソリンの良し悪しを決定するのは価格しかない。
これだけ普及しているにも関わらず、実物を見たことのある人すら少ないのではないだろうか。
ちなみに、ハイオクは赤、レギュラーはオレンジ、軽油は蛍光グリーンをしている。
ここが他の商品とガソリンとの大きな違いである。



例えばこれが海外に行くと、きちんとしたブランドのところで入れないと粗悪なものだったりするので、少し価格が高いそうだ。
それならばブランドとしての意味があるが、こと日本で入れる限りはそんなことはまずないだろう(無いとは言い切れないけど)。



個人的にはお気に入りのもの、良いと思っている物を紹介するこのブログだけれども、良いガソリンは紹介できない訳でありますwwww



●ガソリンの取り扱いにはご注意を


15日、京都福知山の花火大会で屋台が爆発するという痛ましい事故が起きた。
直射日光下に置かれていたガソリン携行缶の内圧が上昇、口を開けた際に吹き出し屋台の火が引火したものと思われている。
http://mainichi.jp/select/news/20130818k0000m040127000c.html



ご存知の方も多いと思うが、ガソリンそれ自体は燃えない。
ガソリンから気化した上記が空気と混合し燃える。
ただ、このガソリンが燃えることのできる空気との混合比(燃焼範囲)はあまり広くはない。
空気に対して1.4%~7.6%である。
これ以上薄くても濃くても燃えない。
実際焦げてはいるものの、携行缶自体は燃え残っている。
http://otu4.mayap.net/kiso/kiso8.htm



あって当たり前のものだけに、その取扱は杜撰になりがちだ。
でも油断すればこうなってしまう。
ガソリンを扱う時は十分ご注意を。
油を断つ(油断)のに燃えるとは、もう皮肉としか思えない・・・。


もっと物欲を満たしたい方はコチラからどうぞwww

生活・文化 ブログランキングへ