いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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再稼働

川内原発抗告審棄却 専門的知見を尊重した判断っていうけども、それって結局動かす方向にしかいかないよね。

九州電力川内原発1、2号機の運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部が脱原発派の住民の抗告を棄却した件について、読売新聞は社説において、「ゼロリスクに固執せずに、一定の危険性を想定して対処する」「原子力発電所の安全対策の要諦を的確に押さえた決定である」と伝えた。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160406-OYT1T50119.html

一方で、高浜原発の運転差し止めについては、判例を逸脱した不合理な決定と伝える。
http://shasetsu.seesaa.net/article/434771227.html


高浜原発の件で「再稼働のポイントとなる地震規模の想定などについてまで、自ら妥当性を判断する姿勢は、明らかに判例の趣旨を逸脱している(判例とは、高度で最新の科学的、技術的、総合的な判断が必要で、行政側の合理的な判断に委ねられている、というもの)と伝えているが、結局のところそれは、裁判官に専門的なことなんて分からないから、よほどマズイ状況でなければ専門家に従いやがれ、と暗に言っているにすぎない。
確かに、裁判官に原発の設計や安全対策等の細かいところまで分かるはずはないし、分からないのであれば良いか悪いかも判断しようがない。
運転差し止めについては、裁判官にそんなこと分かるわけねーじゃねーかとこき下ろし、運転継続ならば、安全対策の要諦を押さえた決定だと持ち上げる。
結局持ち出せるのは、社会通念という曖昧な判断基準しかない。


また、「ゼロリスクに固執せずに、一定の危険性を想定して対処する」とあるが、まず最初にゼロリスクをうたったのは原発側である。
安全神話のメッキが剥げてゼロリスクが使えないとなると、ゼロリスクに固執するなと運転の口実にすり替える。
確かに世の中にゼロリスクなんてあり得ない。
あり得ないからこそ、有事の際の安全対策や避難経路は確保しておくべきである。
しかし、避難については自治体にぶん投げ、結局できることは屋内退避ときている(確かに福島第一原発の事故ではそれで良かったが、他でも同様とは限らない)。


ゼロリスクなんてあり得ない、固執するなとさえずる一方で、一番ゼロリスクを求めているのは原発側である。
原発は所詮湯沸し器であり、技術である。
特別なことは何もない。だからこそ、安全対策はきちんとすべきであるし、真摯に向き合うべきである。詭弁を弄して動かして良いものではない。
発電と突然故郷を失うことを天秤にかけて良いはずないのである(水力発電は天秤にかけた結果だけども、原発とはちょっと事情が異なる)。

川内原発は想定外を想定しているか?

奇しくも東日本大震災の月命日の11日、鹿児島の川内(せんだい)原発が再稼働された。
新しい基準となってからは初の再稼働となる。
14日には発電が開始される予定だ。
世界一厳しい基準に適合したというが、そうなのだろうか。


確かに、津波や地震時の全電源喪失対策は問題ないと思われる。
むしろここを蔑ろにしたら、何の為の対策なんだかわけが分からない。
しかし、火山の対策には疑問を感じざるを得ない。
読売新聞の社説では、噴火の兆候があれば燃料を運び出すことも決めた、とあるが、通常燃料を運び出す前の冷却期間として数年が必要とされる。
つまりは数年前からの噴火予知が不可欠となるわけだが、果たしてそんなことは可能だろか。
原子力規制委員会の田中委員長は、いざとなれば3ヶ月で燃料は持ち出しが可能と言うが、今のところその技術は確立されていない。
また、チェルノブイリのように石棺にしてしまうことも考えられるとのことだが、さすがに荒唐無稽だろう。
また降灰の予想も甘い等、ゼロリスクを求めろとは言わないけども、さすがに想定が甘すぎると言わざるをえない。
それもそのはず、原発が稼働している間に大規模な噴火は無いという見通しだからである。
原発推進というバイアスがかかるとここまで楽観的になってしまうものなのか。
http://economic.jp/?p=42375


最終的にはそこに住む人がOKすれば良いとは思うが、避難計画も十分だと言えない以上割を食う気がしてならない。
http://toyokeizai.net/articles/-/44307


また、放射性廃棄物の問題も結局棚上げとなったままである。
六ケ所村の核燃料処理施設の稼働や核燃料サイクルを進めろとしているが、事故続きで運転できる目処すら立っていない。
それでもやめないのは、継続していないと使用済核燃料の置き場がなくなって原発が稼働できなくなってしまうからだ。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowerplantfuture/36877.html


政府は2030年の原発比率を20~22%としているが、これは現存の原発の運転延長や新設がなければ達成できない数字である。
そんなに簡単に運転の延長を決めてししまって大丈夫なのだろうか。


ボストン・コンサルティンググループの日本代表御立尚資さん曰く、 日本人は、「失敗から学んで次に生かす」ことは得意だが、「想定外を想定する」ことは下手である、という。
福島第一原発の事故の原因は、想定外の津波である(一応地震には耐えたといわれている一方で、津波が来る前に既に制御不能であったという話もあるが)。
川内原発は想定外を想定しているだろうか。
大規模な噴火は起きないとしている時点で、もうすでに想定外が生じているのだけども・・・。

電力各社、原発の新たな規制基準施工で再稼働申請。でも、正直原発抱えてるのしんどいっす。

原子力発電所の安全性を判断する新たな規制基準が8日施行され、北海道、関西、四国、九州の電力4社が5原発10基で申請した。
審査は半年ほどかかる見通しであり、年内の再稼働は難しいそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG08003_Y3A700C1MM0000/


そんなに原発を再稼働したいのか?と、私なんかは思うわけだけれど、実は電力会社も原発を持っていても経費やリスクが増すばかりで、実は大しておいしくないんじゃないかと気づいているのでは?というのが先日の朝日新聞の社説だ。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201306260606.html?


ここに書かれているのはまさにその通りである。
それを思えば、電力会社も国策という詐欺に乗ってしまった被害者なのかもしれない。
もちろんそれで美味しい思いもしているのだけれど、それ以上のツケを払っているし、今後莫大なリスクを抱え続けないといけない。


電力各社が原発の再稼働を急ぐのは、昔に戻りたいという切なる願いなのかもしれない。
それはもちろん甘い汁をまた吸いたいという願望でもあるのだけれど。


原発の寿命はせいぜい40年とちょっとである。
その為に発生した核廃棄物は何万年という単位で危険なものであり続ける。
どう考えてもメリットよりもリスクの方が多い上に、ツケは確実に後世に残すというとんでもな代物なのだが、人間金が絡むと正常な判断はできなくなってしまうのかねえ・・・。


原発関連の本を探していたらこんな本があった。
こういう人は原発のすぐそばにでも住めばよろしい。
原発や放射能が安全だったら、そもそも作る時に地元の人達に金を握らせる必要なんかないじゃん!!
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南海トラフ地震の被害想定発表も原発の記述なし。自然災害と切り離して考えるべきって、そこは真っ先に繋げるところだろ!

先日、南海トラフを震源とした被害想定が発表された。
想定される被害総額は220兆円とされ、それは実に東日本大震災の10倍に及ぶ。
一応最悪の事態を想定してのものだが、なんとも凄まじい。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130318-OYT1T01376.htm


しかし、不思議なことに被害想定の中には原発のげの字も出てこない。
止まっているから大丈夫ということなのか。
それとも、原発だけ安全神話という不思議な力で守られるのだろうか。


●自然災害と原発事故は切り離して議論すべき?

政府によると、自然災害と原発事故の複合災害は起こりうるとするものの「原発対策からは切り離して議論すべきだ」との考えで被害想定からはずしたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130319/dst13031900180000-n1.htm
つまり220兆円という被害想定は、実はまだ甘いということが分かる。


しかしこれは奇異な話である。
たった2年前に実際に起きた自然災害と原発事故の複合災害がなぜ「起こりうる」になってしまうのだろうか。
自然災害と原発事故は切り離して考えるということは、福島第一原発の事故の原因は地震や津波などの自然災害によるものではないのだろうか。


福島第一原発の事故の原因は誰がどう見ても地震と津波である。
その後の対応のマズさと合わせて、自然との複合災害だ。
だとするならば、そこは真っ先につなげて議論しなければならないのは明白だが・・・。


今回原発事故を想定しなかった(できなかった)理由はなんとなく推測できる。
南海トラフ地震の想定対象域には、日本原子力発電の東海第2(茨城県)、中部電力の浜岡(静岡県)、四国電力の伊方(愛媛県)の3原発がある。
そして中国電力は上関原発(山口県)の建設を計画中だ。
最悪レベルの原発事故を想定してしまうと、それこそ日本を放棄せざるを得ない状況になってしまうからだ。
そんなことをすれば、そんなもの(原発)を動かしてしまって本当に大丈夫か?となり、再稼働に支障が出るからである。


しかし、中途半端な想定を出せばそれは甘いと突っ込まれる。
日本人はシムシティでしか見たことないようなメルトダウンや、水素爆発による放射能飛散を経験してしまっているのだ。
中途半端なごまかしはできない。


●原発は再稼働させてしまって良いのか?

個人的には、日本は積極的に原子力の研究はするべきだと思っている。
資源が限られている以上、使えるものは使うのがベターだと考えているからだ。
その点では、私は原発推進派になるのかもしれない。


でも、この期に及んで最悪の事態すら想定できない人たちにはたして原発を動かせるのだろうか。


私は否だと思う。
それは東日本大震災で証明されたとか、そんなことではない。
最悪の事態を想定しないことこそが安全神話だからだ。
想定しなければ対策もできない。


安全神話は未だ健在である。
それがあるうちは、原発は動かしてはいけないと思う。
というより、安全神話を前提にした今の原発自体がもはや動かせる代物ではないと言うことだ。


それでも原発動かしますか?
原発推進派の皆さん?

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再生可能エネルギーが普及しないのは電力会社が邪魔しているから!あいつらヤクザか!?

昨年7月に施行された再生エネの固定価格買い取り制度が開始された。
大手電力には、太陽光などの電気事業者から電力を買い取ることが義務付けられたが、接続の段階でトラブルが相次いでいるという。


以下のような事例がある。
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/551.html


なぜ、「十数キロ離れた変電所に空き容量があり、発電設備が2メガワット以下であれば最寄りの電柱までの電線のみ自己負担になるという回答を得た」にも関わらず、工事費が1億5千万円、工期が3年半となるのか。
ふっかけているとしか思えない。
文中にもあるが、「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずる恐れがあるとき」という例外規定の悪用だろう。


再生可能エネルギーが普及すれば自ずと原発は不要となる。
そうさせない為に、新規参入を妨害していると考えて間違いないだろう。
施工をする業者さんも電力会社から工事を貰っているのだろうから拒否もできないだろう。
電力会社はヤクザか?


こういうことを防ぐには、大々的に新規参入を標榜し、裏でコソコソ妨害工作ができないようにするしかあるまい。
こと、原発になると国もグルになるので、電力会社からも国からも独立した検証組織ができるまではとても健全な状態にはなるまい


日本で再生エネルギーが普及しないのはなんのことはない。
電力会社が邪魔しているからだった。
再生エネルギーの普及が進めば電力料金が上がると言われている。
確かにそういうこともあるだろうが、現在はそれ以前の問題である。
発送電を分離し、速やかに電力事業を健全な状態にする必要がある。
電力料金の話をするのはそれからではないだろうか。


電力会社が電気料金の値上げを引き合いに出す場合、必ず裏で良からぬことを考えている。
原発が止まって火力発電用の燃料コストが上昇したのは確かだが、元々高い値段で燃料を買い、使用者に高い電気料金をふっかけていたことがそもそもの問題である。
もともと高い電気料金をさらに引き上げるにもかかわらず、従業員の給料を引き上げようとしている(これもあからさますぎて、何か裏がある気がする。もしかして電力料金を値上げできる理由がなくなってきたのではないか)。


再生エネルギーを買い取ることで、確かに電気量金は上がるかもしれない。
しかし、再生エネルギーの普及や、原発が不要になることで補償金や核燃料サイクル等の兆単位の原発マネーが不要となることで、結果的には今より安くなるのではないだろうか。


何より、それで電力会社やそれらを取り巻く状況が健全かするのであれば、決して高い買い物ではないと思うう。
今できなければ、ズルズルと原発を再稼働され、原発マネーはさらに潤い、高い燃料で発電される状況となろう。
やるなら原発が止まっている今しかない。
再稼働された後では遅いのだ。



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