モータージャーナリスト、国沢光宏さんのブログによると、故川上完さんのミニカーコレクションがピンチという。

http://kunisawa.net/diary/%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%82%ad%e3%83%93%e3%82%b7%e3%82%a4%e5%8e%84%e7%81%bd%e3%81%8c%ef%bc%8812%e6%97%a5%ef%bc%89/



川上完さんといえば、国沢さんと同じくモータージャーナリストであり、ミニカー好きはつとに有名である。

私が最後に川上さんとお会いしたのは2年前、トヨタ博物館であった。

博物館のミュージアムショップで買ってきたミニカーを、これ買っちゃったんだと、スゴク嬉しそうに見せてくれたことを昨日の事のように思い出す。

http://takanobu.me/cultural-seminars/



それから、あまり時を経ずに亡くなられた。

以前、川上完さんのミニカーコレクションを見に行こうという企画があったのだけども、都合が悪くて行けなかった。

無理やりにでも行っておけばよかったと後悔している。



また、貴重なブリストル406という珍しい車にお乗りであることも知られている。

http://takanobu.me/bristol-406/



「コレクション あんたが死んだら ただのゴミ」はまったくもって真理である。

多くの人が価値を認め、金銭的に価値があるのであれば話は違ってくるけれども、蒐集者くらいしか価値を見出さない物は多い。

そうなれば本当にただのゴミになってしまう。

改めて物の価値とはお金の価値であることを思い知る。



自分にお金があれば、川上さんのコレクションを引き継いで、博物館の1つや2つ建てるのだけどもなあ・・・。