ダイソンと言えば掃除機である。
しかも高い掃除機www



私も初期型のダイソンは使ったことはあるが、確かに吸いは良い。。
しかし業務用掃除機のような大きな音に驚いたものだ。


その上あまり取り回しが良いとは言えなかった。
それを改善したのが最新式なのだが、それはまだ使ったことがない。



ダイソンはお高い割にはあまり高級感が無い。
各パーツはいかにもプラスチックという感じで剛性感に欠け、お高い感じは受けない。


でも、だからと言って買いたくないかというとそんなことはない。
高い金出しても欲しいと思わせるだけの魅力はあると思う。


吸引力が落ちないという機能面も魅力的だが、何よりもサイクロン式という機能を体言しているデザインが素晴らしいと思うのだ。
誰がたかが掃除機ごときに(失礼)こんなカッコイイデザインを与えようと思うだろうか。



ダイソンの功績は、白物家電に所有欲を与えたことではないだろうか。
それまでは、特殊な性癖を持つ人以外掃除機や冷蔵庫などの白物家電に萌える人なんていなかったのではないだろうか。
この掃除機の音が良いとか、この冷蔵庫フォルムたまらねーとか、そんな人はせいぜいメーカーの人か超一握りの変態さんだけだったのではないだろうか。


白物家電という呼称の由来は、冷蔵庫やエアコンなど家事家電、生活家電の筐体が白かったことに由来する。
今では、生活には欠かせないが没個性的な製品の総称のようになっている。
つまり、そこに萌えや数寄を見出すのは難しい。
だって、皆同じような格好をしているのだから。
しかも、デザインはあまり意味を成さない。
そこへカッコイイデザインを与え、所有する喜びを見出させたのがダイソンだ。

物に所有欲を抱くのは良いことだと思う。
何も感じず、使うだけ使って壊れたら捨てる。
そうではなく、使うたびに喜びを感じ、壊れたら修理して徹底的に使う。
大量生産大量消費なんてクソくらえだ。


悲しいのは、ダイソンがヒットするや否や、あっと言う間に日本のメーカーがサイクロン式の掃除機を出したことだ。
出しちゃいけないなんて決まりはないけれど、二番煎じで類似品なんて、プライドはあるんだろうか。
日本のメーカーがダメになってきたのって、案外こういうことにあるのかもしれない。


と言いつつも、私が使ってるのはダイソンもどきですwwww

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