いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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スウェーデン

日本の実態は高負担、低福祉の国だった!?

日本の社会保障はあまり充実していない。
医療費も学費も無料だという外国の話題を見ると羨ましくて仕方がない。
福祉というと引き合いに出されるのはスウェーデンである。
スウェーデンは高負担、高福祉の国であり、ある意味では日本の対局にある。


しかし、日本の実態はスウェーデンよりも高い負担を強いられている高負担、低福祉なのだそうだ。
比較するのは「再修正国民純負担比率(社会保障給付費や公財政支出教育費を差し引いた数字)」、つまり払った分からの返りを勘案した数字である。
http://getnews.jp/archives/25650


日本が低いのは額面上の数字だけであることが分かる。
消費税5%は確かに諸外国に比べれば安いが、全てにかかるので税収自体は変わらない。
額面上は安いから、まだ上げると言っている。
国民総所得(GNI)を150万円上げると言っても、実態は親の総取りで、庶民には回ってこない。


上記のことは日本国民が貧困にあえぐようになってきたことからも明らかである。
日本はこういう国なのである。




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SAAB、日中連合企業に買収。EVメーカーへ

SAAB(サーブ)というメーカーwご存知だろうか。
スウェーデンの車メーカーであるが、日本ではSAABよりもVOLVO(ボルボ)の方がメジャーだろうか。


SAABは「Svenska Aeroplan AB」の略であり、スウェーデン航空会社の意。
その名の通り航空機メーカーだ。
第二次世界大戦には軍用機も生産していたが、大戦終了に伴い製品の多様化が必須となり車を作るようになった。


もう何年も前のことであるが、現在はなき「ヤナセモトスパーク」にSAAB 9-5のワゴンが置いてあった。
終了したと聞いていたのですが、まだHPがありました。
http://motosuko.com/shop/shop/yanase/yanase.html
動くわけではなくただ置いてあっただけだったが、たっぷりしたシートに革の匂いに高級だなあと思ったものだ。


元が航空機メーカーが作る車はやはり変わっていた。
初の量産車であるSAAB 92は、アクセルを踏んだ時にだけオイルが供給されるようになっており、上り坂では良いものの、下り坂では供給途絶えてしまう。
また、ナイトパネルと称して、スピードメーター以外の照明を落とす事ができる。
航空機を意識しているのだろうか。


変わったメーカーではあるものの、流線型のデザインは今見ても格好いいと思う。
この型の93はとても好きだった。
http://kazztomo.exblog.jp/8073446/
ターボを主流にしたのもSAABの功績だ。


極端なほど安全性にこだわり、発売までに様々なテストを行うことで有名だ。
結果製造コストが上がり、結果破綻することとなる。
GM傘下にあった頃には、GMの用意した車をベースとして安く仕上げろという命令をことごとく無視してみせたとか。


破綻するのは目に見えていたのかもしれないが、一種病的なまでのこだわりには好感が持てる。
安く作って安く売ることが良い結果を生まないことは時代が証明している。


●SAABはEV(電気自動車)メーカーへ

GMに愛想を尽かされたSAABはその後スパイカー・カーズに買われるがその後破綻。
それをナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン社という、日本と中国の連合企業が買った。
今後はEVを作っていくという。


個人的な意見ではあるけども、SAABのSAABたる所以はエンジンやシャシー設計だけに留まらない先進性にあると思う。
空気抵抗を意識した流線型のボディ。
安全性を考慮した設計。
ダウンサイジングこそしなかったものの、過給による高効率なエンジンは主流になりつつある。
ある意味EVメーカーとして時代の先端を走るにはSAABほどふさわしいメーカーは無いのかもしれない。


今度は上手くいってほしい。
がんばれSAAB!!


あと一個(笑)だそうです(笑)


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