いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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お金

大飯原発再稼働でどうなる日本

1日、大飯原発3号機の制御棒が引き抜かれ、再稼働された。
あれだけ反対したにも関わらず、また、どう見たって安全対策なんてなされていないだろうにも関わらず、だ。


●余裕がないから反対する?

ラジオで大竹まことさんが言っていたのが、皆お金がなくて余裕が無いから反対するのではないか、ということだ。
多少乱暴ではあるものの、その通りだと思う。
再稼働の反対はどうだか分からないけれど、少なくとも電気料金の値上げは許容するのではないか。
「値上げ?ああ良いですよ。いつもありがとうございます。」ってな感じだ。


自分の給料が安いから人件費削減を要し、どうにかして電気料金を下げようとさせる。
もちろん特権の上にあぐらをかいていた電気会社は許されるべきではないが、人件費削減のおりに出てくる従業員のモチベーション維持はとても重要なことである。
モチベーションの低下は事故に直結するからだ。


●人間に一番大事なものは・・・

私は人間に一番大事なものは余裕だと思っている。
余裕があって初めて自分以外のものに対して配慮できるからだ。


人類(ホモ・サピエンス)が生まれて10万年だか20万年。
営々と築き上げてきたものがこれなのかと思うと悲しくなる。

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生活苦は違憲状態である

ワーキングプアや生活保護等、現代社会は主に金銭的理由から生活苦にある人が大勢いる。
働いているにも関わらず年収200万円以下の人をワーキングプアと呼ぶそうだが、平成21年時点で約53万人となっているが、これは本当に合ってるのか?
もっと多いんじゃないだろうか。
http://www.isfj.net/ronbun_backup/2010/j03.pdf


また、不正受給で取り沙汰されている生活保護受給者も少し前に200万人を超えたそうだ。


●生活苦は違憲なり

この話を聞いた時は、非常に分かり易いと膝を叩いた。
日本国憲法第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とある。
この状態が成されていなのであれば明らかに憲法違反だ。


違憲であるならばそれに適合できるように是正措置をするのが本来の姿なのだが、その気配はなく消費税増税によってあるべき姿からはさらに遠のいて行くように思える。


憲法は確かに理想論だ。
それを実現するには大きな苦労もあり、また現実がそうでないからこそ理想を語る意味がある。
理想に向けて努力する意味がある。
でも、多くの人が求めるのは遠い理想へ近づくことではなく目先の利益のみだ。


人が憲法を守るのではなく、憲法が人を守る。
それを実現するために努力するのが正しい姿だと思うのだけれど。

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無宗教は世界では特殊なのかあ?

フェイスブックで徐々に海外の方とやり取りする機会が増えてきた。
友達になると人によるけれど、けっこうメッセージをくれたりする。
それが普通なのか、それとも神秘の国の日本人を構いたいのか分からないけれど、拙い英語をGoogle先生に補助してもらいながら何とかやり取りができている。
トルコ語からヘブライ語まで何でもござれだ(笑)


●日本人と宗教

フェイスブックでやり取りする上で、最初の方に聞かれるのが宗教は何ですか?という問いだ。
フェイスブックというと何となくアメリカやヨーロッパというイメージが強いが、アジア諸国の方も多く登録されていて、私は仏教徒ですという方が多い。
たぶん仏教徒であること(仏教だけに留まらず)に誇りを持っているのだと思う。
共通の話題をというのもあるかもしれない。
でも、遠い国の人達と同じ宗教について語るというのは、スゴイことではないのか。


日本で仏教というと、絢爛豪華な生臭坊主というイメージが強い(少なくとも自分の中では)。
もし、自分が仏教を信仰していたとして、そんなものを誇って他の国の人達に語れるだろうか。
もしかしたら、それは無宗教という立場から見た、非常に狭い見方なのかもしれないけれど。


絢爛豪華であることがいわゆる清廉潔癖であることと絶対的に相反するものではないのは確かだろう。
でも、それをなかなか受け入れることができないのは、お金が神様という意識に毒されれている結果なのかもしれない。
そうありたくないと思うのは、本当のところは自分がそうなっているからに他ならないのかもしれない。


私は無宗教です(I am no religion)と返信するとき、なんとも言えない違和感が襲う。

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お金を儲けたいひとーーー!!

今回のNHKスペシャル。
ヒューマン なぜ人間になれたのか は非常に面白かった。
シリーズは今回で最終回であったが、この試みは面白いのでぜひまた新たなシリーズを作って欲しい。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/human.html

最終回のお題はズバリお金であった。
お金の発生前と後では明らかに違いがあるという。


お金の発生以前は皆平等。
狩猟で採れたものは皆で同じように分配する。
そして基本的にはその日暮らしだ。
平等である反面、抜きん出て成功する人、頭角を表す人もいない。


お金が生まれることで、今まで物々交換が基本であったものが、お金という共通した価値を持つものを介した交換と変わった。
そのことで交換はどんどん盛んとなった。

最初のお金は麦であったそうだが、それが銀貨、それが銀の含有率の低い、架空の価値を持った貨幣へと変わっていくことで、その日暮らしだった生活から、より安定した日々を送ることへと変貌していく。
日々の安定、つまり、より多くのお金を求める行為へと移行していく。

現代の発展はその結果であって、お金が無ければそれは成し得なかったであろう。
今やお金は貨幣や紙幣ですらなく、デジタルデータだ。


株式投資に係わる人の脳を調べたところ、一回に儲けるお金が多いほど、脳のある腹側線条体(ふくそくせんじょうたい)という部位が活発に働いたという。
つまり、お金儲けには際限がないのは脳に見てとれる。

しかし、同じ部位は相手とお金を分けるなどして公平となった時にも強く働くという。


お金は個人を作った。
そしてお金設けには快感を伴う。
しかし、人は分かち合うことでも同様の感情を表す。


同じ快感ならば、私は後者の方が良いと思う。



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