いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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ニュース全般

政治的中立をいうのは簡単だが、現実には非常に困難なことである

自民党が「子どもたちを戦場に送るな」と、中立を逸脱する教育をしている教師を通報するよう入力フォームを作成していたことが話題になっている。
その後「安保法案を廃止にすべき」と、文面を変更したことも姑息だと話題だ。
http://lite-ra.com/2016/07/post-2403.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss


確かに「子どもたちを戦場に送るな」や「安保法案を廃止にすべき」は中立とはいえないだろう。
しかし、その逆(子どもたちを戦場に送ること、安保法案に賛成)も中立とはいえない。
反対意見だけを取り上げて中立ではないと安易に断ずることは、明らかに自民党の望むことから逸脱する教育していることを問題とし、そうした教師を密告せよとしているようにしか見えないし、事実そうなのだろう。
このことから、自民党もけっこう焦っている(単に頭が悪いだけなのかもしれないが)のではないかと思うが、それは今回の主題ではない。
いかに政治的中立を保つかということだ。


●物事に対して中立を保つには

政治的にせよその他の物事に対して中立を保つには、結局のところ両方かつ、その間にある様々な意見を知った上で自分で考えなければならない。
子どもたち戦場に送る云々に対しては、送るなという意見、送れという意見、その考えに至る背景、歴史的な側面等様々な意見を考慮した上でなければなされない。
それは簡単な道ではないし、恐らく正解は数数多存在することだろう。
ということは、中立とはけっこうあいまいだともいえる。


そういう過程をすっ飛ばしてある一方の意見を取り上げて中立でないとする行為は、結局何も教えるなといっていることに等しい(今回の件は積極的に戦場に送れと教育しろという意味かもしれないが)。
清濁を併せ呑まない中立なんて、単なる事なかれ主義でしかないと私は思う。

北朝鮮が水爆実験。各国が非難って、どの口がするのか。

北朝鮮は6日午前、水爆の実験を行い成功したと発表しました。北朝鮮が地下核実験を実施したのは、およそ3年ぶり4回目ですが、水爆の実験を行ったと明らかにしたのは初めてで、中国や韓国などが相次いで強く非難しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010363201000.html


ただ、アメリカやソ連の水爆実験の規模からすると振動が小さく、専門家は懐疑的とのこと。 http://www.yomiuri.co.jp/science/20160106-OYT1T50114.html


各国が非難したとのことだが、核兵器を保有する国がどの口でそれをするのか。
自分たちは怖くて手放せない核兵器を、俺達は持っていても良いがお前はダメだと言って非難する。
そんな理屈通るだろうか。
なんの説得力も無いと私は思う。


むしろ、「水爆の実験は、アメリカをはじめとする敵対勢力から国の自主権と生存権を守り、朝鮮半島の平和と安全を担保する自衛的措置だ」との北朝鮮の言い分の方がよほど現実的だ。
日本は核兵器こそ持たないものの、現実的にはアメリカの核の傘の下におり、連携強化の為に憲法解釈を変えてまで安保法案を通した。
その時の言い分が、「敵対勢力から国の自主権と生存権を守る」であるからして、方法こそ違えど、やってることは大して変わらない。


結局この話の行き着く先は、物理的限界が訪れるまでの際限のない武装強化である。
相手が歯向かう気力を失うくらいの武装強化をすれば、相手も同様に強化してくる。
それを止めたければ破産に追い込まれるか、誰かが武器を置くしかない。
そんな日が訪れれば良いなと思うが、自分たちの立場は棚上げしておいて相手ばかり非難しているようでは、それは遠いのだろう。


もしかしたら北朝鮮の核が(北朝鮮に限らないけども)IS等の自爆テロも辞さない連中の手に渡り、壊滅的な被害を受けて終わるのかもしれない。
そうなった場合、悪いのは口先ばかりで核兵器を手放せなかった先進国であると私は思う。


ただ、なぜ今なのか。
その分析は必要だと思う。
何か動きがある前兆なのかもしれない。

靖国神社のトイレの爆発事件、神社に入る正当でない理由ってなんだろう??

靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、容疑者が逮捕されました。
警視庁公安部に逮捕されたのは、韓国籍で住所・職業不詳のチョン・チャンハン容疑者(27)です。チョン容疑者は、正当な理由なく靖国神社の敷地内に侵入した建造物侵入の疑いが持たれています。

TBSニュースより引用
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2654587.html


この事件に対して何かを言う気はさらさら無い。
ただ、「正当な理由なく靖国神社の敷地内に侵入した建造物侵入の疑い」という拘束理由に、そんなのがあるのかと驚いた。
もちろんトイレに爆発物を仕掛けるのは正当な理由でないことは分かる。
しかし、開門時間内であれば(靖国神社の開門時間が午前6時、閉門は時期により違うが、午後5時~午後7時)極めて公共施設に近く、言わば公園みたいになる状態においての「正当でない理由」って一体何だろうか。


逆に正当な理由として真っ先に浮かぶのはお参りだが、散歩や昼寝、もちろんお手洗いもある。
また、靖国神社には遊就館があるから、勉学や資料探しなんてこともあるだろう。


とすると、「正当でない理由」に当てはまるのは破壊工作くらいしか思いつかないのだけれど、「正当な理由」なんて、「公益及び公の秩序」くらい曖昧なもので、その時々でや人の解釈で変わるものだし、変えられるものだ。
だからこそ、そんな曖昧な理由で拘束という今回の事件にちょっと危惧を覚えたのである。


まあ、普通に生活していれば「正当でない理由」の厄介になることなんてないとは思うけども。

難民キャンプ少女のイラストは芸術でも表現の自由でもない

ちょっと前、難民キャンプの少女の写真をイラスト化し、「他人の金で、そうだ難民しよう」という画像が話題となった。

単なる炎上騒ぎでは収まらず、BBCも取り上げて国際問題になりかけた。

経緯についてはコチラのまとめを参照下さい。

http://matome.naver.jp/odai/2144454476563655201?&page=1



こんなのは単なる誹謗中傷であり、芸術でも表現の自由でもない、終了。

で終わりたいのだけども、一応ちゃんと間違いを検証してみた。



1.    難民は止むに止まれぬ事情で自国を離れる人たちであり、そうだ○○しようなんて軽いノリで今よりいい状況を目指すのは、難民ではなく移民である(もちろん移民の人も軽いノリでは行けないだろうけども)。

2.    そもそも子供が自分の金で移民も難民もできるわけがなく、ましてや他人の金で難民しようなんて考えるわけがない(もっといい国に生まれたかった、みたいなことは思うかもしれないが)。

3.    元の写真の著作権の侵害。



もちろんそれらを言わせているのは、背景にいるであろう大人であると想定しているのだろう。

確かに、そのように考えている人もいないとは言わない。

それでも、難民と移民を間違えているのだから、そうした人もいる、という指摘には当たらない。



芸術や表現の自由は、あくまで他人の権利を侵害しない場合において有効である。

それでも意図せず侵害してしまう場合も少なからずあるが、その場合はごめんなさいで大抵は収まるだろう(裁判や金銭が発生する場合もあるけども)。

でも、今回のイラストは明らかに誹謗中傷と差別であり、これで元の写真を撮ったカメラマンや難民の人たちの権利を侵害するとは思わなかった、というのはちょっと無理があるのではないだろうか。

表現の自由=何をやっても良いでは、下手をすれば他人の権利の侵害合戦となってしまい、結果として非常に殺伐をしたものとなってしまうだろう。

それは逆に表現の自由の幅を極端に狭めるものであり、自分で自分の首を締める行為である。

だからそこ、表現者はそれなりに気を使わなければならない。



とまあ、一応表現者の端くれとしては、そう思うわけであります。

日本人は難民の人たちのことをそんな目で見ているのかって思われたら嫌ですからね。



●日本は難民を受け入れるべきか?


私は以前、現状難民は受け入れるべきではないと書いた。

http://hyouge.doorblog.jp/archives/46476825.html


それはもちろん、他人の金で難民しようとしている人がいるからなんてことではなく、日本の側に受け入れ体制ができていないという理由からだ。



先日、安倍総理は国連総会の一般討論演説で難民の受け入れについて質問を受けた際、難民を受け入れる前に女性や高齢者の活躍、出生率の上昇が先だと答えた。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8277.html

難民問題と人口や経済の問題をゴッチャにして誤魔化した(本気で思っていたら救いがないので、誤魔化したとしておきます)。

国のトップがそうなのだ。

日本に受け入れ体制ができていないという私の意見は、残念ながら当たっているようだ。



翻って、日本は難民を受け入れるべきか否かと問われたら、受け入れるべきだと私は思う。

あの場、安倍総理は受け入れ体制を整えていくと応えるべきであった。



自分の住んでいる国がそんなチンケな所だとは思いたくないけども、悲しいかなそういう所なのである。

嗚呼・・・。

冥王星へ最接近のニューホライズンズ、がんばったのう!!

714日、NASA(アメリカ航空宇宙局)の無人探査機、ニューホライズンズが冥王星へ最接近を果たした。

その距離は約10000キロとのこと。

10000キロというと遠いようだが、宇宙基準で考えるならば、それはもうくっついているのと同じくらいの距離である。

気象観測衛生の軌道は約36000キロというから、その近さが分かるだろう。

 


ニューホライズンズは接近過程でいくつかの画像を送信してきている。

https://twitter.com/NewHorizons2015


最接近時の画像は後日公開されるだろう(何も問題なければwwww)。

 


冥王星を発見したのはクライド・トンボー、1930年のことである。

カンザス州の農場で働いてた彼は専門的な教育を受けていないにも関わらず、古い自動車の部品等を使って望遠鏡を自作していたという。

それが認められ、ローウェル天文台で惑星の研究を任せられたという。

トンボーがその任に就いていなければ、冥王星の発見はもっと遅れていたのだろうか。

 


冥王星(Pluto)の名付け親はベネチア・バーニー。

英国に住む、当時11歳の少女であった。

ローマ神話の冥界の神にちなんでプルートと名づけてはどうかと、軽い気持ちで応募したという。

仮に天王星と海王星がなくても、太陽系の深淵を巡る星にふさわしい名前だと思う。

 


ニューホライズンズには、トンボーの遺灰を詰めたカプセルが搭載されている。

もちろん冥王星に最接近した際にぶち撒けはしないだろうけども、まるで長い時をかけた帰郷(トンボーの故郷は冥王星ではないけども)のようで、なんともロマンチックだ。

もちろん惑星探査が単純な学術調査でないことは分かっているが、夜空の星を見上げるとロマンを感じざてしまう。

 


冥王星への最接近を果たしたニューホライズンズは、カイパーベルトのさらに奥へ進み、今だ知られざる小天体の探査へ向かうという。

がんばれニューホライズンズ!!

 

●太陽系第十惑星発見??


以前冥王星の更に外を巡る星が発見されたというニュースがあった。

イヌイット神話の海の女神にちなんでセドナと名付けられたその星(他にもいくつかあったように記憶しているが)がそうだ。

太陽系第十惑星発見かと一時話題になったが、その後に冥王星が準惑星へと降格(降格なのか?)騒動があり、話題に上らなくなった。

ところが、ボイジャーが(1号か2号かは失念)、実は太陽系第十惑星へと到達していたという。

その惑星の名前はセドナではなく、NOX(夜の女神にちなんでノクス、もしくなナンバー10の意図もあるという)といい、ヘメラ(ノクスの娘で昼と女神)という衛星を抱えているとか。

信じるか信じないかはあなた次第(これが言いたかったwwwww

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