いざっ!へうげもの

日頃自分が気になった事物を面白おかしく紹介します。

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地域

刺し子の向こうに見えるもの

青森県の手芸に刺し子(さしこ)というものがある。


この辺りの地方では木綿が育たず、衣類には麻しか育たなかった。
麻で作った衣類は目が荒く、保温をする目的には不足するものだった。
その上、弘前藩より農民が木綿の衣服着用を禁じられた。
そこで、南部の方から運ばれる木綿の古着などを、保温と補強の為に裏に当てて縫った。
明治には木綿の着用が許可されたが、刺糸が綿糸となって現在に残った。


刺し子は物資の乏しい時代の女性にとって唯一のオシャレだったという。
その幾何学的なデザインは現在でも全然廃れていない。
むしろ非常にスタイリッシュと言って良い。


鋭い感性と地道な作業によって作られる刺し子。
これは物資が無かったから生まれた、言うなれば皮肉の産物だと言える。


翻って現代は非常に物には恵まれている。
でも、皆幸せなようには見えない。
ここに皮肉を感じてしまう。


皆幸せになるために働いているのになあ。


ちなみに、刺し子はNHKで放送中の美の壺で取り上げられていた。
非常に興味深い番組で毎週楽しみにしている。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/


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水道管の凍結防止は水を無駄にするのとせめぎ合い

今年の冬は特に寒く、普段ならばそんなことはありえない南国の方でも水道管が凍結している。
地球温暖化はどこに行ったんだと思いたくなるが、温暖化すると寒い所はより寒く、暑いところとはより暑くなるそうなので、確かにその通りになっているとも言える。

北国も北国、北海道などでは、この時期は水道管の水を抜いてしまうという。
確かに北海道では水を抜いておかないと水道が出ないでは済まず、水道管が破裂してしまうだろう。
水の膨張率恐るべし。
というか、凍ると堆積が増える水の異常な性質のせいなのだけれど。

北海道では使えないけれど、水を出しっぱなしにすることで凍結防止をしているという地域の方にはこれをオススメしたい。


サーモエレメントを搭載しており、周囲の温度が低くなってくると水を流し、水が流れることで温度が上がると自動で止めてくれるという優れ物。
凍結防止で水をチョロチョロ流しているという方は試してみてはいかがだろうか。


昔工場務めをしていた時は、この時期凍結防止の為に、いたるところに設置してある工業用水と蒸気のラインの末端を開けて回ったものだ。


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