天下り規制が強化されてできなくなったが、その代わりに現役出向が2010年度から44%も増えているという。
給与水準や通勤手当など、待遇は天下り時と変わらないという。
http://www.asahi.com/articles/ASK8P4QZRK8PULFA015.html?ref=nmail


しっかしまあ、法律に触れないようにして出し抜く(もちろん法律自体も、いかように解釈できるように作ってある)ことに関しては天才的な連中だと思う。
官僚連中の倫理観はどうなっているのだろうか(もちろん皆がそうだとは思わないが)。
人の税金を預かる立場なのだからそれが一番大事なところだと思うのだが、今の日本にそれを期待しても無駄なのだろう。
つくづく正直者がバカを見る世の中である。


ただ、一つ気になるのは、出向時には高待遇を受けていても、いざ退職となった時の退職金はどうなるのだろうか。
天下りの旨味は高い給与もあるけども、退職金だろう。
やはりここは、出向したら退職金上乗せとか、出向特別金とかそんな感じで上乗せするのだろうか。


仮にも偉いとされている人たちなのだから、もっと期待に沿ってほしいものだ。
それはもちろん人間的なという意味で、なんとか事務次官とかどこぞこの企業の社長などという肩書ではない。
ましてや、私腹を肥やす為に天下りしたり出向したりする人間では決してない。


ということで思い出した、とんねるずの「一番偉い人へ」。
小学校の時の先生が好きだったな。
てか、作詞が秋元康さんなのか。
知らなかった。