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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、金星探査機「あかつき」が金星を周回する軌道に入ったことを確認したと発表した。
7日の軌道投入作業直後にあかつきのカメラで撮影した金星の画像も公表した。
日本の探査機が地球以外の惑星周回軌道に初めて入り、観測を開始した。
速度変化などからあかつきが約13日で金星を1周する楕円(だえん)の軌道に乗っていることを確認したという。
最も金星に近づいた時の高度は約400キロ、最も離れた時の高度は約44万キロ。
今後3カ月間、試験的な観測をし、来年4月までには金星を9日間程度で1周する楕円軌道に移行する。 
あかつきは2010年12月に主エンジンの故障で軌道投入に失敗し、5年間にわたって太陽を周回していた。
再度、金星に近づいた今月7日、姿勢制御用の小型エンジンを使って減速し、周回軌道投入に再挑戦した金星は硫酸でできた分厚い雲に覆われ「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100メートルもの暴風が吹いている。
あかつきは6種類の観測機器で金星特有の気候の仕組みや活火山の有無などを観測し、誕生時は地球に似ていたとされる環境が変わっていった過程に迫る。

毎日新聞より引用。
http://mainichi.jp/articles/20151210/k00/00m/040/010000c


まず、この機会を諦めずに5年も待っていたことに敬意を表したい。
設計上の対応年数は既に過ぎており、今後もしかしたら不具合があるかもしれないが、見たことのない画像を送ってきてくれるかと思うと非常に楽しみである。


金星は大きさこそ地球と同じくらいだが、地表は超高温高圧で、正しく地獄のような状態となっている。
高温の原因は大量の二酸化炭素による温室効果と言われているが、そのあたりも今回の観測によって分かるのかもしれない。
地軸は177度とほぼ上下逆さまの状態であり、見た目は地球などとは逆に自転しているように見える。
一説には、惑星衝突などの宇宙規模の激変によるものと言われている。
やはり今の太陽系の姿になる前はいろいろあったのだろう。
以前木星に衝突したシューメーカー・レヴィ第9彗星のように宇宙の基本は激変である。
ただ、人間の寿命から見ると長大に過ぎるということだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F


トンデモの類だとは思うが、実は金星は生まれて間もないという話がある。
地表が高温高圧なのは二酸化炭素のせいではなく(それもあるだろうけども)、まだ冷えきっていないからだという。
生まれた直後は地球と同じような環境だったが、なぜか今のようになったという考えが一般的だが、生まれて間もないのが正しいのだとすると、むしろ今が昔の地球のような環境なのだと言える。
もちろん、信じるか信じないかはあなた次第!!


個人的には、なぜ金星人には美男美女しかいないのか、という謎を解いてもらいたいと思うのだがwww