原子力発電所の安全性を判断する新たな規制基準が8日施行され、北海道、関西、四国、九州の電力4社が5原発10基で申請した。
審査は半年ほどかかる見通しであり、年内の再稼働は難しいそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG08003_Y3A700C1MM0000/


そんなに原発を再稼働したいのか?と、私なんかは思うわけだけれど、実は電力会社も原発を持っていても経費やリスクが増すばかりで、実は大しておいしくないんじゃないかと気づいているのでは?というのが先日の朝日新聞の社説だ。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201306260606.html?


ここに書かれているのはまさにその通りである。
それを思えば、電力会社も国策という詐欺に乗ってしまった被害者なのかもしれない。
もちろんそれで美味しい思いもしているのだけれど、それ以上のツケを払っているし、今後莫大なリスクを抱え続けないといけない。


電力各社が原発の再稼働を急ぐのは、昔に戻りたいという切なる願いなのかもしれない。
それはもちろん甘い汁をまた吸いたいという願望でもあるのだけれど。


原発の寿命はせいぜい40年とちょっとである。
その為に発生した核廃棄物は何万年という単位で危険なものであり続ける。
どう考えてもメリットよりもリスクの方が多い上に、ツケは確実に後世に残すというとんでもな代物なのだが、人間金が絡むと正常な判断はできなくなってしまうのかねえ・・・。


原発関連の本を探していたらこんな本があった。
こういう人は原発のすぐそばにでも住めばよろしい。
原発や放射能が安全だったら、そもそも作る時に地元の人達に金を握らせる必要なんかないじゃん!!
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