消費税の増税が来年の4月に迫っている。
予定通りであれば、現在の5%から8%へと増税される。
そして再来年の10月には10%だ。


消費税が導入されたそもそもの理由はなんだっただろうか。
日本において消費税3%が導入されたのは1989年4月1日。
私はまだ子供だったので、正直それが何を意味するのか考えなかった。
そして、物心がついて以降この方ずっとあったものなので、深く考えたこともなかった。
そして出てきたのが、消費税の増税である。


●消費税の導入は高齢化社会のため

3%の消費税が導入された理由は「高齢化社会のため」であった。
さぞや社会福祉の充実が図れたかと思いきや、医療負担は上がるわ、生活保護は水際作戦で止めるわで、餓死者まで出ている始末である。
そして消費税を上げて社会福祉へとあてると言いつつも、聖域なく切り込むとそうだ。
切り込むということは、つまり削減するということである。
言ってることとやってることがまるで逆だ。


で、実際消費税は何に使われたかと言うと、

「この22年間に消費税の税収は238兆円です。しかし、同じ時期に大企業などの法人3税は、相次ぐ減税と景気の低迷のなかで、223兆円の税収減になっています。これではまさに、消費税収が、そっくり法人税の穴埋めにされてしまったといっても過言ではありません。また、もうひとつ注目すべきは消費税導入の翌年から、日本の軍事費はぐんと伸びて、現在世界でもトップクラスの年間5兆円にもなっていることです。
消費税の導入が決まったとき、当時の竹下首相は「これで(消費税導入で)国債貢献することができる」と述べました。消費税のもう一つに目的は軍事費の拡大のためだったと言えます。 」
http://www.horae.dti.ne.jp/~snzk/q-and-a/q-and-a.htm
ま、こういうことだそうです。
大企業や金持ちの優遇、軍事費の為に使われたと見るのが正しいようだ。


「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する法律案に対する修正案」にこんな文言がある。
「税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で、我が国経済の需要と供給の状況、消費税率の引上げによる経済への影響等を踏まえ、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討する。」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/4_525E.htm


消費税率の引き上げによる影響等を踏まえ、であり、消費税を使えるようにするとは書いてないが、なにやら胡散臭さを感じる。


庶民にとって消費税の増税は保障が充実するようになる、ではなく、負担増以外のなにものでもないのは確かである。



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