東日本大震災以降、脱原発運動が世界各地で起きている。


原発は、発電中は二酸化炭素を発生させないことや、発電コストの安さ(虚偽報告っぽいけど)など、確かにメリットはある。
しかし、放射能の危険や、膨大な熱を海へ流すことでの生態系への影響(これは火力発電所も変わらないかもしれないが)など、環境への負荷やリスクが大きすぎる。
それに、使用済み核燃料の半減期が、もはや人間の管理できる時間ではない。


●オンカロの最終処分場

フィンランドにオンカロ(隠し場所の意)という核廃棄物の最終処分場がある。
岩盤を500mも掘り下げた地に作られ、100年後に廃棄物でいっぱいになると完全に閉鎖される。
欧州の基準では、核廃棄物が人体に影響のないレベルまで下がるまでに10万年を要する。
それまで、オンカロは絶対堅固でなくてはならないのだ。


10万年というサイクルは人間にとっては長すぎる。
人の作った容器が果たして10万年も耐えられるだろうか。
多分無理だろう。


しかし、10万年というサイクルが長いのは地球にとっても同じだ。
その間にこの場所を脅かしかねない天変地異が起きないとも限らない。
考古学においては、地球は過去にも今と同じような比較的平穏な時期であったとして、情報を蓄積、分析しているが、本当はそうではないという。


恐竜が滅びたのは6500万年前という途方もない過去の話しではなく、実はごく最近だというし(その生き残りがUMA)、そのごく短い期間にも天変地異が起きている。
核廃棄物を無害化するような技術が無ければ、扱って良いものではないと思うのだ。

こちらは六ヶ所村の原燃PRセンターへ行った時のものです。
http://takanobu.me/?p=340



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