先にミルクティーについて書いたけれど、先にこっちを書くべきだったか。
http://yukyu.seesaa.net/article/250757981.html
さて、紅茶を美味しく淹れるということは、紅茶の成分を余すところ無く抽出しつつ、余計なものは出さないということになる。
それには、お湯の中で紅茶がジャンプしているように浮き沈みする、いわゆるジャンピングを上手に起こしてやることが鍵になる。
前提として、こういうジャンピングを起こせるようなティーポットは必須です。
ジャンピングを起こさせるには、お湯の中の酸素の量が多い方が良い。
お湯を注がれた茶葉が、お湯を吸って一旦沈むが、茶葉に大量に付着した気泡によって浮力を得、対流に乗って浮上することでジャンピングが起こる。
なので、いかに多く酸素を含むお湯を沸かせるかに美味しく淹れるコツがある。
お湯を沸かすとき、水をヤカンに高い位置から注ぐことで、バシャバシャと泡立たせて酸素を含ませる。
お湯は沸騰の手前、95℃くらいで火を止める。
これは、温度が高くなるにつれて酸素濃度が下がっていく為である。
酸素濃度は、95℃では20%、沸騰すると10%以下になってしまうという。
そして、ティーポットにお湯を注ぐときも、できるだけ高い位置から注ぐことでより多く酸素を含ませる。
ジャンピングが始まり、全ての茶葉が底に沈んだ頃が飲み頃だ。
そして飲むとき、スッキリとした渋みを味わいたければ65℃くらいで。
少し渋いのがお好みであれば60℃くらいまで温度を下げて飲むと良い。
これは、温度が下がるに従って、渋みを感じさせるタンニンと苦味を感じさせるカフェインが結合して大きくなっていく。
この複合体は、唾液や舌の上にある細胞と結合しやすい性質を持っており、結果より強く、長い渋みを感じることとなる。
それにして、イギリス人のアフタヌーンティーの文化は良い。
そういうのに縁遠そうなトップ・ギアの面々も紅茶を飲んでいるシーンが結構ある。
http://www.bsfuji.tv/topgear/
一度で良いから、ファーストフラッシュでアフタヌーンティーなんてやってみたいなあ。
↓ このブログたちがあなたの一助となりますように。
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さて、紅茶を美味しく淹れるということは、紅茶の成分を余すところ無く抽出しつつ、余計なものは出さないということになる。
それには、お湯の中で紅茶がジャンプしているように浮き沈みする、いわゆるジャンピングを上手に起こしてやることが鍵になる。
前提として、こういうジャンピングを起こせるようなティーポットは必須です。
カリタ ティーバッグサーバー(ティーポット)ジャンピングしやす... |
ジャンピングを起こさせるには、お湯の中の酸素の量が多い方が良い。
お湯を注がれた茶葉が、お湯を吸って一旦沈むが、茶葉に大量に付着した気泡によって浮力を得、対流に乗って浮上することでジャンピングが起こる。
なので、いかに多く酸素を含むお湯を沸かせるかに美味しく淹れるコツがある。
お湯を沸かすとき、水をヤカンに高い位置から注ぐことで、バシャバシャと泡立たせて酸素を含ませる。
お湯は沸騰の手前、95℃くらいで火を止める。
これは、温度が高くなるにつれて酸素濃度が下がっていく為である。
酸素濃度は、95℃では20%、沸騰すると10%以下になってしまうという。
そして、ティーポットにお湯を注ぐときも、できるだけ高い位置から注ぐことでより多く酸素を含ませる。
ジャンピングが始まり、全ての茶葉が底に沈んだ頃が飲み頃だ。
そして飲むとき、スッキリとした渋みを味わいたければ65℃くらいで。
少し渋いのがお好みであれば60℃くらいまで温度を下げて飲むと良い。
これは、温度が下がるに従って、渋みを感じさせるタンニンと苦味を感じさせるカフェインが結合して大きくなっていく。
この複合体は、唾液や舌の上にある細胞と結合しやすい性質を持っており、結果より強く、長い渋みを感じることとなる。
それにして、イギリス人のアフタヌーンティーの文化は良い。
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