鬼灯の冷徹のOAD(オリジナル・アニメ・DVD)付き単行本の2巻目(単行本は18巻目)が届いた。
去年だったかアニメが面白くて、その流れで予約しておいたものだ。

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現在は3巻目(単行本は19巻目)が予約中だけども、1巻目と2巻目を買った人はとっくに予約してるんじゃないだろうか。
予約限定生産じゃなくて皆に行き渡るようにすればいいと思うのだけども、いっぱい作って在庫抱えたらシャレにならないのでそれはできないのだろう。
世知辛い・・・。


それはともかく、アニメ2期目やらないかな・・・。


鬼灯の冷徹は、閻魔大王の第一補佐官の鬼灯を主人公に、地獄の獄卒達の活躍(獄卒が活躍ってことは、人間の成れの果ての亡者に責め苦を与えるってことだけどもwww)を描いたものだ。
言ってしまえば地獄をパロったものなのだけども、史実(地獄の設定を史実というのはちょっとおかしな気もするが)に基づいたもので、知的好奇心旺盛も存分に満たしてくれる。
妙に世間擦れした地獄と、その地獄から見ても尚地獄に見える現世を皮肉るところなど、若干の毒を持ちつつのユーモアが実に面白い。


まあ、私は地獄行きだろうから、その前にちょっと予習をしとこうと思う次第だ。
それでも、地獄の最下層にある阿鼻地獄は嫌だなあ・・・。
阿鼻地獄:地獄の最下層に位置し、全ての責め苦を足して1000倍にしたものを気の遠くなるような長期間に渡って受け続けるという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E7%8D%84
地獄の設定を考えた人は絶対中二病だろうwww


それにしても、地獄のサービスの行き届いたことか。
窃盗や殺生、横領等およそ人間が犯すであろう罪に対してどの地獄に落ちるのかきめ細かく決められている(どの地獄に落ちるか決定するのが閻魔大王)。
基本的には罰金と懲役の長さで決まる刑法とは比べ物にならないくらいのきめ細かさである。


ところで、作者の江口夏実さんは地獄をパロった罪で地獄行きだろうか?
それとも、地獄を世間に広めた功績で極楽行きだろうか?


では私も、マンガの注意書きを引用して。
この漫画はフィクションですが、地獄はあるかもしれません。
現世での行いには十分ご注意下さい。